「蔵書票制作」の再開

おかげさまで今年も無事に三月を迎えることが出来まして、久奈屋を始めてから十八年が過ぎました。いつも変わらずご愛顧頂きまして、誠にありがとうございます。
十九年目が始まり、その先の二十年の節目も意識する頃となり、改めて何がしたいのかを考えまして「蔵書票制作」を再開することに致しました。内容の見直しをしようと一旦閉じたまま、随分と時間が過ぎてしまいましたが、ようやく納得いくカタチで再開することが出来ました。その間、増刷をお待たせしておりましたら、大変申し訳ございません。
蔵書票(エクスリブリス)は、愛蔵の書物が「自分の蔵書であること」を示すために本の見返しに貼る、古くから愛されてきた小さな紙の宝石です。紙文具拵処 久奈屋では、お客様のお好きなモチーフやご希望のお名前の表記などを伺い、世界に一つだけの蔵書票をオリジナルデザインでお仕立ていたします。

「蔵書票制作」ページのメインビジュアルとして使わせていただいたのは「Exlibris Yoshie」。2010年に「蔵書票制作」を始めるにあたり、敬愛するみなさまにご協力いただきまして、みほんとして蔵書票をいくつか制作させていただいたのですが、その中の記念すべき最初の蔵書票で、Yoshieさんご希望の陸亀のしろさんとあくびさんがモチーフです。今回、初心にかえり再開しようとの気持ちに、ぴたりと寄り添ってくれました。
「蔵書票制作」を始めて16年目となり、今回の見直しで二種類ありましたサイズは一種類となりましたが、制作の際に大切にしていることや料金・納期・流れについてなど、すっきりとわかりやすいページを心掛けて拵えました。【蔵書票ギャラリー】は、みほんや実際にご注文いただきました蔵書票の一部(掲載の許可をいただいております)をご覧頂けますので、どうぞご参考になさってくださいませ。
「蔵書票制作」の再開から始まる十九年目の紙文具拵処 久奈屋も、どうぞ御贔屓によろしくお願いいたします。
