レトロな葉書展
ふと見上げた空が曇っていて
忘れていた秋の物悲しさを
徐々に思い出してきました。
子供の頃、こんな曇りの日が大好きでした。
よく一人で遊んでいた縁側の下の砂が
曇りの日はなぜかきれいにみえたから。
なんだか大人になってもそういう根っこの部分は
変わっていないなぁと最近つくづく感じます。
久奈屋の作品はどれも渋くて地味なものばかり。
でも、そういう渋くて地味なものに
どうしようもなく惹かれてしまう。
ノスタルジックでレトロで、どこかモダンなもの。
まだまだ表現の仕方が上手くなく
思い描いた通りに表せていない部分も多々ありますが…
たくさんの方に観て頂くことで
少しずつ磨かれていく部分もあるのだと考えました。
そして『レトロな葉書展』と題し
クラシックカメラで撮った写真の“葉書”と
和の文様がモチーフの消しゴムはんこを
手押しした“版画葉書”の全作品を
ore cafeにて展示させて頂くことにしました。
どれも渋くて地味な作品ばかりかもしれませんが…
少しでもノスタルジックな雰囲気を
お楽しみ頂ければ幸いです。
*展示の詳細は近く『お知らせ』にて告知致します。