ロマンチックなものを

西荻窪(東京)にある
ニヒル牛2は、お気に入りの場所。

古道具の中に、ちょっと不思議なモノや
妖しいモノ、気になるモノに素敵なモノまで。
個性豊かなモノたちが、ひっそりと棲んでいる場所。

森の奥深くにあるような
海の底深くにあるような
兎に角、不思議で魅力的な場所なのです。

五周年の記念に何をしようかと考えたとき
真っ先に浮かんだのは
ニヒル牛2の奥にぽっかりとあいたギャラリースペース。

あの魅力的な場所で個展をやらせて頂こう!
オーナーのあるさんに相談してみると
快く了解して頂き、最後に
「久奈屋さんらしいロマンチックなものもねっ!」と。

ロマンチックなもの…。
いままで自覚したことはなかったけれど
なるほど、ロマンチックなものが好きだったのかぁ。
コドモの頃から、実はずっと好きだったのだ。
そんなことに改めて気付かされたので、決めてしまいました。

五周年記念の個展は、ロマンチックな紙文具を展示する
『久奈屋紙文具展~物語の紙文具~』に。
モチーフとなる物語は、お気に入りの物語、
宮沢賢治の「黄いろのトマト」と新美南吉の「うた時計」。

考えてみたら、ニヒル牛2はとてもロマンチックな場所でした。
だから、お気に入りの場所なのかぁ。
だから、五周年の個展はニヒル牛2で、だったのかぁ。

久奈屋が五周年を迎える三月一日から二週間、
ロマンチックなニヒル牛2のギャラリースペースに
ロマンチックな新作紙文具を展示致します。

詳細はDMが出来次第、改めてお知らせ致しますので
楽しみにお待ち頂けましたら幸いです。

hisanaya

シェアする