蔵書票葉書





新商品『蔵書票葉書』が出来ました。

「紙の宝石」とも呼ばれる「蔵書票」は
本の見返しに貼る紙片のこと。
主に世界共通で
「エクスリブリス(Exlibris)=○○の蔵書より」
というラテン語とともに
本の持ち主の名前と図案等が描かれています。

消しゴム版画で描いたレトロな「蔵書票」を
「葉書」に仕立てたものが『蔵書票葉書』です。

まずは、夏目漱石の長編小説
「吾輩は猫である」をモチーフに描いた
人力車と黒猫
金剛石(ダイヤ)と烟管(キセル)と猫
の二作品が出来上がりました。

人力車と黒猫』のモデルは「車屋の黒」。
琥珀より美しい眼をもつ
ちょっと乱暴モノの黒猫です。

金剛石(ダイヤ)と烟管(キセル)と猫』は
吾輩の主人と迷亭が鼻子と対面する場面。
鼻子の指に嵌った金剛石入りの指環と
迷亭が軍配団扇の様に持った銀烟管。
それらを冷静に見守る吾輩を描きました。

どちらもレトロ感たっぷりの仕上がりです。
本がお好きな方へ「葉書」として送るほか
お気に入りの本やノートに貼り
「蔵書票」としてもお使いください。

「蔵書票」としての使い方は
余白に名前を記し
本の見返し(表紙を開いた内側)などに
劣化しにくいでんぷん糊かボンドで貼ります。

もちろん、お好みで様々な使い方を
お楽しみください。

hisanaya

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