小寒

そろそろ年賀状も一段落する頃が
「小寒(しょうかん)」。
この日から寒中見舞いを出します。

この「小寒」から
節分までが晩冬ということに。
そして節分の翌日にはもう「立春」!
暦の上では春がやってくるのです。

実際の気候とズレのある「小寒」「立春」などは
「二十四節気(にじゅうしせっき)」という
約十五日間隔の季節の移り変わりの区切り。

さらにその約十五日間を三等分して
約五日間ごとに細かく区切ったものが
「七十二候(しちじゅうにこう)」。

それぞれ「初候(しょこう)」「次候(じこう)」
「末候(まっこう)」と季節は移り変わり
漢文で短い季節を表現しているのがすごい!

気持ちの上で季節を先取りするのは
ちょっと得した気分。
ということで、今年はこの「暦」というものを
もっと意識して暮らしてみようかなぁ
と思っているところです。

この時期の「七十二候」は
「芹及栄(せりすなわちさかう)」。
芹がぐんぐんと成長する頃、ということでしょうか。

「ことば」から少し先の季節を感じとりつつ
紙文具作りに精を出して参りたいと思います。

hisanaya

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