暦とは…
まだ少し腰の痛みはあると正直に答えたら
「静養が足りない」と
目の前でカルテに入力されてしまったので
素直に反省して
ごろごろと静養を取ることにしました。
ごろごろしながら出来ることと言えば読書。
そう言えば、最近本読んでなかったっけ
と何気なく読み始めたのですが…。
難しそうだなぁなんて思いはすぐに吹き飛んで
一気に読み切ってしまいました。
冲方丁著「天地明察」。
読み進むにつれて、いままさに
読むべき本だったんだと気付かされました。
暦とはなんなのか。
四季のある日本にとっての暦とは。
「カレンダー」ではなく
「暦」という言葉に惹かれるのは何故か。
その答えがこの本の中にありました。
毎年テーマを決めて作っている久奈屋の『暦葉書』。
カレンダーと葉書が一緒になったこの暦を
さて、今年も作るべきがどうか…。
実はほんの少し、迷いがあったのですが。
この本を読んで、そんな迷いは吹っ切れました。
さて、来年の暦制作を始めなくては!
テーマはなんとなく決まりつつあるので
スケッチでも始めようか…。
制作の手は遅いのですが
作りたいモノの構想は次から次へと止まらない、
そんな今日この頃です。