寝覚月のお噺



日も落ちた頃に
虫の音がきこえてくると
夏も終わるんだなあと気づかされる

そうして少しずつ夜が長くなり
寝覚めがちな月と云うことで
陰暦九月の異称に
寝覚月(ねざめづき)と云うのがあった

そこで、九月の物語ノ紙片集
寝覚月のお噺となりました

早速、久奈屋紙文具のモチーフに纏わる
九月の季語と記念日を採取してみると



三日月・芒・蟲・轡蟲(くつわむし)
月・十五夜・蜻蛉・雁(かり)・彼岸花・吾亦紅
鬼灯・玉蜀黍(たうもろこし)・木犀



記念日は、黒の日と招き猫の日

そうして集めた
25枚の大小様々な紙片から
烟のように、また泡のように立ちのぼってきた
コトバの欠片を繋ぎ合わせて綴った
小さな小さな物語は
月と植物と、九月がテーマ



レンガの表紙と中紙のみの
掌サイズの紙片に綴った物語も
25枚の物語ノ紙片ととも
お愉しみ頂けましたら幸いです

「物語ノ紙片集 寝覚月のお噺」は
久奈屋お買い物にて限定10個を
9月1日(火) 午前零時より発売予定

寝覚めがちな夜に
物語ノ紙片集は如何でしょうか


紙文具拵処 久奈屋
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レトロな言の葉スタンプ 其の四販売中

hisanaya

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