星と月の紙文具
黒い招き猫の鼻先に
金銀の木犀の馨が届く頃
彼岸花には月明かりが届き
細い緑の柱のその奥から
蟲のオーケストラの
演奏が聴こえ始める…
物語ノ紙片集 寝覚月(ねざめづき)のお噺の
小さな小さな物語は
こんな場面から始まります
三日月・月・十五夜
九月の季語には
月に纏わるコトバが並び
流星・天の川・星月夜
八月の季語には
星に纏わるコトバが並びます
そこで八月と九月の新作は
星と月の紙文具となりました
八月は宮沢賢治著
「双子の星」がモチーフの
小手紙銀色のお月様と
西の野原の泉
封緘紙 大 双子の星のお噺 モノクローム
九月は新美南吉著
「おぢいさんのランプ」がモチーフの
洋手紙 月夜のランプ
此方は販売終了となった和手紙を
洋手紙にリニューアルしたモノ
どちらの物語も印象的な場面を
紙文具に仕立てました
星も月もきれいなこれからの季節に
こんな星と月の紙文具は如何でしょうか
月と植物と、九月がテーマの
物語ノ紙片集 寝覚月のお噺は
あと三つでお仕舞いです
紙文具拵処 久奈屋
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