「日本の美術館名品展」
全国の公立美術館100館から名品220点が一堂に集められた
贅沢な展覧会「日本の美術館名品展」に行って来ました。
兎に角、最初から最後まで豪華な顔ぶれと
会期最後の土曜日とあって
会場は人で溢れかえっていました。
ミレー、ルノワール、ゴッホ、モネ、セザンヌ
ボナール、カンディンスキー、ピカソ、ユトリロ
シャガール、ルオー、ウォーホル…。
人の間を縫うように進みましたが
今回はこれでよかったのかもしれません。
ゆっくりじっくり観ていたらどれだけ時間が掛かったことか。
もちろん、その中でも気になる作品、自分好みの作品の前では
なんとか立ち止まるスペースを確保してじっくり眺めて来ました。
藤田嗣治、東郷青児、熊谷守一、猪熊弦一郎
片岡球子、横山大観、棟方志功、イサム・ノグチ…。
こうしてみると結局、自分が気になったのは
日本人の血の通ったものなのかと苦笑い。
ひとつ残念だったのは
川上澄生作品が2作品とも展示期間が終了していたこと。
「初夏の風」とのご対面は、川上澄生美術館
そごう美術館での「川上澄生展」に続き
またまたお預けとなってしまいました。
世界中の名品が日本の美術館に
こんなにたくさんあったのかというのも驚きで
いつか日本中の美術館を巡る旅というのも
悪くないなと思ったりしました。