「アンドゥ家の一夜」
今日七月一日が千秋楽となる
さいたまゴールド・シアター第3回公演
「アンドゥ家の一夜」を、昨日観劇してきました。
会場に入ってまず驚いたのは
ぐるりと周りを客席に囲まれた中央の舞台スペースで
役者さんたちが思い思いにリハーサルしていたこと。
すでにこの時点から熱気に溢れ
公演が始まると徐々に会場全体が
役者さんたちのパワーに包まれていきました。
ケラリーノ・サンドロヴィッチ 作、蜷川幸雄 演出
というだけでも異色な組み合わせ。
ところがこれを演じるのは平均年齢70歳の劇団
さいたまゴールド・シアターの面々。
いったいどんな舞台になるのか
始まる前は期待半分、不安半分でしたが…。
終わってみれば、ずらりと出演者が並んで礼をする前の
客席を見つめる顔を見たとき
ぐっと胸に迫るものがあって思わず拍手に力がこもりました。
上手い下手、そんなものだけでは括ることが出来ない
“世界で一番過激”な劇団の今後が気になります。
それから彩の国さいたま芸術劇場にある
フランス料理 ビストロやま。
観劇前に時間ぎりぎりで押しかけたのにもかかわらず
美味しいランチを手際よくご用意くださり感激でした。
この次はゆっくりとお料理を味わいに行きたいなぁと思っています。
…ちょっと遠いですが。