「蔵書票の世界」特別展
先日、埼玉県立熊谷図書館の
「蔵書票の世界」特別展を観に行って来ました。
なかなか実物を観る機会のない蔵書票。
その蔵書票が300点も展示されるとあっては
出掛けて行かないわけにはいきません。
今回は国内外の蔵書票が20枚以上のパネルで
一挙に展示されており、かなり見応えがありました。
海外の蔵書票は銅版画が多く色調も暗め。
もともとヨーロッパで誕生した蔵書票が
日本に伝わったのは明治時代のことで
それ以降、日本独自の多色木版で蔵書票が作られるようになると
海外からも注目を集めたとのこと。
たくさんの蔵書票が並ぶ中
個人的にいいなぁと思うものは日本の木版作品ばかり。
そういえば私の好きな竹久夢二さん、川上澄生さんも
素敵な木版の蔵書票を残していましたっけ。
いまのところ久奈屋の蔵書票は三種類。
先日のデザイン・フェスタに出品し
只今、取扱店納品用にパッケージデザインを変更中です。
今回の展示会でたくさんの刺激を受けて
またあれこれデザインが浮かんできつつあるので
これから少しずつ新作を増やして行きたいと思います。