蕗谷虹児記念館へ

先日、二年ぶりに新潟県の村上へ
旅行に行って来ました。
今回は村上に行く前に
新発田にある蕗谷虹児記念館へ寄り道。

記念館に着いてみると
ちょうど講演会の日だったようで
一階にはパイプ椅子が並べられ
たくさんの人が講演に聴き入っているところでした。

そのかわり入館は無料。
そこでまずは二階の作品から
じっくりと拝見することに。

様々な作品や資料を観ていくうちに
ふと一枚の絵の前で足が止まりました。
流星と雲と女性のシルエットの作品。
「あれ?」と思いました。
小林かいちさんの絵に似たような作品があったからです。

調べてみると、小林かいちさんは1896年生まれで
蕗谷虹児さんは1898年生まれとほぼ同年代。
どちらの絵が先に発表されていたのかはわかりませんが
互いに影響し合っていたのでしょうか。

また蕗谷虹児さんは21才の時
竹久夢二さんの紹介で「少女画報」の挿絵でデビュー。
なんだか気になる人たちが繋がって
個人的に面白い発見ができた一日でした。

お土産に買った装丁の美しい詩画集「花嫁人形」は
これからゆっくりじっくり眺めようと思います。

hisanaya

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