夢のかけら展
銀座三越で開催中の
『ジミー大西 夢のかけら展』に行ってきました。
とにかく最初から圧倒されました。
色と音の洪水に飲み込まれるような
そんな錯覚を起こすほど。
画面いっぱいに描かれた
表情豊かで躍動感あふれる動物たち。
彼らの鳴き声や疾走する音
賑やかなおしゃべりから
ヒソヒソ話まで聞こえてきそうな
不思議な世界が広がっていました。
街中で戦う牡鹿の『マンハッタン』の前では
冒険活劇でも観ているかのようなワクワク感を味わい
騎手と馬の『勝利の瞬間』の前では
地面を蹴る音、風を切る音までが聞こえてきそうで
特に印象に残りました。
「キャンバスからはみだせ」
岡本太郎さんに言われた言葉の意味を探して
絵を描き続けるジミー大西さん。
描き始めた頃から現在まで
年代別に展示された作品は少しずつ
進化を遂げているようにみえました。
久しぶりに見た無邪気な笑顔の写真を眺めていて
ふと浮かんできた言葉「継続は力なり」。
本当に大切なことは
実はとてもシンプルなこと
なのかもしれません。