シャープさんフラットさん
下北沢の本多劇場で
ケラリーノ・サンドロヴィッチ作・演出
『シャープさんフラットさん』を観て来ました。
今回はナイロン100℃結成
15周年記念公演の二本立て興行。
同一演目、同一セットで
2チームに分かれて展開する舞台。
昨日は大倉孝二さん率いる
【ブラックチーム】の二日目でした。
ナイロン100℃の舞台を生で観るのは初めて。
席について舞台を眺めると
思ったより豪華なセットでびっくり。
まず感動したのは映像と舞台との見事な融合。
特に人物紹介ではゾクっときました。
内容はケラさんの半自伝的な
「笑いと人生」のシビアな物語。
確かに、シビアでしたが…。
観終わって気になるのは
対する【ホワイトチーム】の展開と結末。
明らかに【ブラックチーム】の方が
シビアな展開なのではないか…と思わせるところが憎い。
やはり二本で一つの舞台なのねぇと
「2枚組DVD発売決定!!」のチラシを眺めつつ
もう一人の辻煙(つじ けむり)の人生を
あれこれと想像したりしています。