雛人形
今日は雪の雛祭りですね。
小さな頃は毎年飾っていた雛人形も
いったいいつの頃から飾らなくなったのか…。
きっと実家の押し入れには
いまもあの大きな箱が仕舞われているはず。
正直、子供の頃は人形がちょっと怖くて
そのよさをまったく理解していなかったのですが…。
先日、新潟の村上に住む叔母から
「城下町村上 町屋の人形さま巡り」の
記念切手が送られて来ました。
今年で10回を数えるこのイベントは
城下町村上に代々受け継がれてきた人形さまを
町屋を巡って見学することが出来るというもの。
その記念切手にはそれぞれ
味わい深い人形たちの姿が描かれていました。
代々大切にされてきた人形だけがもつ
温かく気品に満ちた雰囲気に
しばし見惚れてしまいました。
あれからだいぶ年を重ねたおかげで
人形の良さがほんの少し分かってきたのかもしれません。
今年の人形さま巡りは無理ですが
いつか村上の人形さま巡りをしてみたいです。
…今度、実家へ帰ったら雛人形を出してみようかな。
ふとそんな考えが、母のちょっと迷惑そうな
でも少しだけ嬉しそうな顔とともに浮かんできました。