安野光雅展

先日、町田市民文学館ことばらんど
安野光雅展~描くことば 読む絵画」を観に行って来ました。

町田市民文学館は、町田市ゆかりの文学者の資料を収蔵し
展示や講演会などを企画している施設。
今回の安野光雅さんは、かつて町田市に住んでいたというご縁から。
展示会は原則無料ということで今回も観覧は無料でしたが…。

実際に観ていくと、その充実した内容に思わず
本当に無料でいいのかしら?と思ってしまったくらい。
その独創的でユニークな安野光雅ワールドに
すっかり魅了されてしまいました。

今回、一番惹かれたのは「ちくま日本文学全集」の装画の展示でした。
全40巻の装幀・装画を安野光雅さんが手掛けており
一部は原画とともに展示されていたのですが…
その一点一点が叙情的で美しく釘付けになりました。

思わず「この本全部欲しい!」と思ってしまったくらいです。
個人的には、月夜の海が描かれた「三島由紀夫」と
大きな梅の木が描かれた「坂口安吾」の幻想的な装画がお気に入り。

兎に角、いつまで眺めていても飽きない作品ばかりで困りました。
余りの素敵さに、帰ってから「ちくま日本文学全集」を調べてみると
「ちくま日本文学」美術館なるものを発見しました。

こちらで私が魅了された作品の数々がご覧頂けますので
ご興味のある方は是非!

改めて眺めてみると…う~~~ん。
…これはもう、全集を買うしかないかしら??

hisanaya

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