「女たちよ!」
随分前に読んだ本を
久しぶりに取り出してきて読んでいます。
伊丹十三さんのエッセイ「女たちよ!」。
いま何故、伊丹十三さんなのかというと
ほぼ日刊イトイ新聞の「伊丹十三特集」が面白かったから。
もう10年以上前に読んだ本を読み返してみると
この本からいろんな影響を受けていたんだなぁと
改めて気づかされました。
茹でたスパゲッティを
バターとパルミジャーノだけで食べる
「スパゲッティ・アル・ブーロ」を作ってみたり
ずっと敬遠していた映画「アラビアのロレンス」を観たり
山口瞳さんのエッセイ「礼儀作法入門」を買ってみたり
今まで気にもとめていなかった物に目がいくようになったり…
兎に角、この本に出会ったことで
自分の世界が広がり豊かになったのは確か。
続編「再び女たちよ!」も然り。
30代の今読んでみるとまた違った発見があって
これはこれで新鮮でした。
「伊丹十三特集」で知った伊丹十三さんのお父さま
伊丹万作さんの「わが妻の記」が面白かったので
(ちょっと他人とは思えないところもあり…)
今度は万作さんの本も読んでみようかな…と思っています。