十二箇月の手紙
物語ノ紙片集のために
小さな小さなお噺を毎月ひとつずつ綴り
十二箇月の物語が出来上がったのは
昨年の五月のことでした
其の十二の夜の、小さな小さな物語を
一冊の本に纏めるなら
それぞれのお噺の頁には
其の月のモチーフを繋いだ
枠を描きたいなぁと思ったことから
まずは、十二箇月の物語がモチーフの
レターセットを拵えてみることにしました
『十二箇月の手紙』は
季語や記念日など
其の月に纏わるモノを散りばめた
少し不思議な物語を添えたレターセットです
まずは、鈴蘭と鯉と、五月に纏わる
『多草月の手紙』を久奈屋お買い物にて
五月一日（日）に発売致します
便箋は、桑の実色・若緑・群青
黄蘗色（きはだいろ）の四色各二枚
封緘紙は、群青と黄蘗色の二色各一枚
封筒は、夜の物語に因んで
霧にかすんだような
淡い青みのグレーと
淡いシルバーグレーの表裏色違いを二枚
そして、小さな小さな物語
『多草月のお噺』は
桑の実色の便箋に綴り封緘しました
夜になる少し前の
不思議な物語と一緒に
『多草月の手紙』を
お愉しみ頂けましたら幸いです
紙文具拵処 久奈屋
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レトロな言の葉スタンプ 其の四販売中
