哲学の道―法然院町へ

哲学の道を歩いて、小さな橋を渡ると
そこに、ギャラリー高野はありました。

大正十四年創業の美術出版社
マリア書房のアンテナショップであるギャラリー高野。
昨秋の「ぽち袋展2010」に参加させて頂いたご縁で久奈屋の
ぽち袋『昔おもちゃ十二支』シリーズをお取り扱い頂いております。

マリア書房からは気になる本が
たくさん出版されているのを知っていたので
ギャラリー高野に行ったら
ちょっと危険かなぁとは思っていたのですが…。

案の定、一歩足を踏み入れた途端
あれもこれも気になるモノだらけ。
しかも、素敵な木の抽き出しからは
江戸時代の貴重な絵草紙やら版画やらが
次々魔法のように出てくるのですから堪りません。

仕舞いには、欲しいものがありすぎて決められず
「次来るときの楽しみは残しておいた方が…」と言われて
それもそうだなぁとやっと冷静になれました。

結局、絞りに絞って購入したのは…
「草紙絵文様ノート」にも使用されている
粋な図案がたっぷりと収録された
「江戸のグラフィズム 草紙絵図案帖」。

西陣織の帯デザイナーである
大石浩司さんの優しい視点で四季折々の虫を描いた
「虫めがね ポストカード10枚セット」。

思わず「これはズルイなぁ」と思ってしまった
シンプルなドットで四季を描いた
伊藤りおりさんの四季ポチ袋「ドット4枚セット」。

本当は、まだまだ気になるモノだらけだったのですが
それはまた次回のお楽しみ。
興奮しすぎてすっかり写真を撮らせて頂くのさえ忘れてしまった!

哲学の道―法然院町へ。
こぢんまりとした落ち着くギャラリー高野には
日本の魅力がたっぷりと堪能できる作品が溢れています。
粋で洒落た京土産を探すのに是非おすすめです。

hisanaya

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