南吉の里―半田市へ
子供の頃どきどきしながら読んだ童話
「手袋を買いに」「ごんぎつね」の作者は
半田市(愛知)生まれの新美南吉。
先日、その南吉の里―半田市にある
ギャラリー蔵のまちを訪ねました。
ギャラリー蔵のまちの春の企画展
「おぢいさんのランプ作品展~ちいさな灯り~」に
参加させて頂いたご縁もあり
以前から訪ねてみたい場所のひとつでした。
元禄時代より前に造られた半田運河のすぐ側に
明治時代に建てられたという小栗家住宅。
主屋と寄棟造り棧瓦葺の屋根を持つ二階建の建物の
一階部分が蔵のまち観光案内所になっており
ギャラリー蔵のまちはありました。
ギャラリー内を見学させて頂いている間にも
観光客らしき初老のご夫婦や中年のご婦人方。
地元の小学生と建物の説明をするガイドさん。
近くで個展をされているという地元の作家さんなどなど…。
次々とたくさんの人たちが訪ねてきました。
それぞれの人がそれぞれの目的で訪ねてくる案内所が
こんなに素敵な建物だなんて、と
ちょっと羨ましくなったりして…。
南吉の生家や新美南吉記念館の他
日本で唯一の酢の博物館「酢の里」。
江戸時代からの酒造りの道具や資料をみることが出来る
「國盛 酒の文化館」など気になる場所がたくさんの
南吉の里―半田市への旅、おすすめです。
その際は是非、蔵のまち観光案内所でもある
ギャラリー蔵のまちへお立ち寄りくださいませ。
個性豊かな作家さんの作品と一緒に久奈屋の
紙文具も皆様のお越しをお待ちしておりますので…。